中里太郎右衛門(十二代)である中里 重雄(なかざと しげお)は、日本の陶芸界、特に唐津焼の歴史において極めて重要な人物です。後に隠居して「無庵(むあん)」と号しました。
中里重雄は、途絶えていた桃山時代の「古唐津(こがらつ)」の技法を研究し、現代に復興させた最大の功労者であり、その功績により人間国宝に認定されました。
中里重雄(無庵)の存在は、現代の唐津焼が「土もの」としての魅力を再認識し、隆盛を迎える大きな礎となりました。

分野
  • 陶器
焼きものの種類
生年
1895〜1985
受賞歴
落款・陶印