北出不二雄(きたで ふじお、1919年〜2014年)氏は、石川県加賀市に生まれた九谷焼の陶芸家です。9歳で叔父・北出塔次郎氏の養嗣子となり、青泉窯四代として九谷焼の伝統技法を受け継ぎました。金沢美術工芸専門学校陶磁科を卒業後、日展を中心に作品を発表しました。
古九谷の青手を現代的に再構成した色絵作品をはじめ、釘彫り、彩釉、赤絵など幅広い表現を展開しました。1987年には日展内閣総理大臣賞を受賞。金沢美術工芸大学教授・学長としても多くの後進を育て、制作と教育の両面から現代九谷の発展に大きく貢献しました。