宮川 香山(みやがわ こうざん)は、明治時代から大正時代にかけて活躍した日本の陶芸家であり、日本の近代陶芸の発展を牽引した巨匠の一人です。特に、その超絶的な技巧による「眞葛焼(まくずやき)」は、海外で「マクズ・ウェア(Makuzu Ware)」として絶賛され、輸出陶磁の黄金時代を築きました。
初代宮川香山の築いた眞葛焼は、二代、三代へと引き継がれましたが、1945年(昭和20年)の横浜大空襲で窯と多くの資料、三代目が失われ、その歴史に幕を閉じました。このため、眞葛焼は現在**「幻のやきもの」**とも呼ばれています。

分野
  • 磁器
窯元
窯元情報なし
生年
1842〜1916 ※初代
受賞歴
落款・陶印