一后一兆(いちご いっちょう、1898年〜1991年)氏は、石川県を拠点に活躍した輪島塗の蒔絵師・漆芸家です。伝統的な蒔絵技法を基盤としながら、独特の色彩感覚と大胆な構図、繊細な描写を組み合わせた作品で高く評価されました。

特に棗をはじめとする茶道具に優品を多く残し、香合、硯箱、喰籠などにも多彩な蒔絵を展開。1930年の第二回聖徳太子展入選をはじめ、戦後は日展などへ作品を発表し、輪島を代表する蒔絵師の一人として活躍しました。

分野
  • 漆芸
生年
1898〜1991
受賞・認定歴
落款・陶印