武腰善平(四代)(たけごし ぜんべい、1927年〜1985年)氏は、石川県能美郡寺井町に生まれた九谷焼の陶芸家です。本名を昭一郎といい、三代武腰善平氏の子として九谷庄三洞善平窯の系譜を受け継ぎました。父から家業の技術を学ぶとともに、九谷焼の名工・北出塔次郎氏に師事しました。
金彩や赤絵など代々受け継がれた九谷焼の上絵技術を基盤に、特に布目を生かした作品で持ち味を発揮しました。日展や日本現代工芸美術展などで作品を発表し、晩年には石川県立九谷焼技術研修所で後進の育成にも携わりました。現代九谷を代表する陶芸家・武腰一憲氏の父でもあります。