會田雄亮(あいだ ゆうすけ)氏は、1931年に東京に生まれ、大学で造園・都市計画を学んだのちに宮之原謙氏に師事した陶芸家・環境造形作家です。山梨県に「忍野窯」を構え、異なる色の土を組み合わせる緻密な「練り込み」技法や鮮やかな彩色釉を駆使したモダンな器を手掛けました。その芸術性は室内で使う器に留まらず、新宿三井ビルの「55ひろば」など都市空間を彩る大型モニュメントや陶壁にも発揮され、イタリア・ファエンツァ国際陶芸コンペ金賞や吉田五十八賞を受賞するなど、現代の建築やライフスタイルに調和する数々の名作を遺しました。