大韓民国名誉総領事 沈寿官（十四代） ( ちん じゅかん )

十四代 沈寿官（ちん じゅかん）は、鹿児島県の伝統工芸品である薩摩焼の宗家「沈寿官窯」の当主名跡です。本名は大迫 恵吉（おおさこ けいきち）。彼は陶芸家としての活動に加え、日韓の文化交流に多大な功績を残した人物として知られています。
1964年に十四代を襲名し、2019年に逝去するまで、約400年にわたる薩摩焼沈家の伝統を守り、発展させました。
十四代 沈寿官は、薩摩焼の伝統を守るだけでなく、その歴史的背景を乗り越え、陶芸を通じて日韓の架け橋となることに尽力しました。