神山清子(こうやま きよこ、1936年〜2023年)氏は、長崎県に生まれ、滋賀県信楽を拠点に活動した陶芸家です。1953年に信楽の陶器会社で火鉢などの絵付けを始め、のちに作陶へと進みました。
古信楽の陶片との出会いをきっかけに、釉薬を人為的に施さず、薪の灰と炎の作用によって生まれる信楽自然釉を追求。薪窯での長時間焼成を重ねながら、ビードロや窯変、さらにラスター状の輝きを持つ独自の自然釉表現を築きました。信楽の女性陶芸家の草分けとして知られるとともに、長男・神山賢一氏の白血病を契機として骨髄バンク普及活動にも尽力しました。