伊勢崎淳(いせざき じゅん、1936年〜2026年)氏は、岡山県備前市伊部を拠点に活躍した備前焼の陶芸家です。父・伊勢崎陽山氏に学び、兄・伊勢崎満氏とともに中世備前の古窯を研究。1961年には姑耶山古窯跡に半地下式穴窯を復元しました。
伝統的な備前焼の土味や緋襷、胡麻、桟切などの焼成景色を追求する一方、陶壁やオブジェなど現代的な造形にも取り組み、備前焼の表現領域を大きく広げました。2004年に重要無形文化財「備前焼」保持者(人間国宝)に認定され、2025年には文化功労者に選ばれています。