美濃焼(みのやき)は、岐阜県(旧美濃国)東濃地方(土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市など)で生産される陶磁器の総称です。
その歴史は長く、国内の焼き物生産量の約60%を占めるとも言われるほど、現代の日本の食卓に広く浸透しています。
- 産地
- 岐阜県東濃地方
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器の種類 器の種類の説明
陶磁器とは、陶器と磁器の総称で、粘土や陶石を成形し焼いた焼き物です。
一般的には、土器、陶器、炻器(せっき)、磁器の4種類に分けられます。- 土器
- 陶磁器の最古の形態で、素焼きの器物です。可塑性に富む粘土を原料とし、縄文式、弥生式、土師器、須恵器などが挙げられます。
- 陶器
- 粘土(陶土)を主原料とし、比較的低い温度(900~1200℃程度)で焼成されます。吸水性があり、ぽってりとした温かみのある風合いが特徴です。
- 磁器
- 陶石(長石や珪石などの石を粉砕したもの)を主原料とし、高温(1300℃以上)で焼成されます。吸水性がなく、硬く、叩くと金属のような澄んだ音がし、透光性があるのが特徴です。
- 炻器(せっき)
- 陶器と磁器の中間的な性質を持ち、陶土より鉄分を多く含む粘土を使用し、比較的高い温度で焼成されます。吸水性が低く硬質ですが、透光性はありません。
- 陶器
- 磁器
- 主な特徴
- 多種多様な作風
- 美濃焼の最大の特徴は、その多種多様な作風にあると言われます。「特徴がないのが特徴」とさえ言われるほど、非常に幅広い種類の焼き物が作られています。これは、長い歴史の中で、時代や人々の好みに合わせて様々な形や色が追求されてきた結果です。
代表的な様式としては、以下の4つが挙げられます。
- 黄瀬戸(きせと)
- 淡い黄色の釉(うわぐすり)が特徴で、素朴で上品な雰囲気があります。緑色の斑点(胆礬)や焦げを楽しむものもあります。
- 瀬戸黒(せとぐろ)
- 鉄釉をかけて高温で焼き、窯から引き出して急冷することで深い漆黒を生み出します。従来の黒い茶碗とは異なる、引き締まった黒が特徴です。
- 志野(しの)
- 日本で初めて作られた白い焼き物とされます。厚く施された乳白色の釉薬が特徴で、温かみのある赤みが見えることもあります。無地志野、鼠志野、絵志野など様々な種類があります。
- 織部(おりべ)
- 古田織部の指導によって生まれた様式で、緑色の釉薬が特徴の「青織部」が有名です。大胆な文様や自由な形状が特徴で、織部黒、赤織部など多様なバリエーションがあります。
- 美濃焼について詳しく説明しているサイト (外部サイトに遷移します)