砥部焼(とべやき)は、愛媛県伊予郡砥部町を中心に作られている磁器で、国の伝統工芸品にも指定されています。 白磁、染付、青磁、天目 (鉄釉) の4種類が国の伝統工芸品に指定されています。日々の暮らしに合う実用性とデザイン性 […]

産地
愛媛県伊予郡砥部町
器の種類 
  • 磁器
主な特徴
やや厚手でぽってりとしたフォルム
丈夫でひびや欠けが入りにくいため、日常使いに適しています。そのため、「喧嘩器」という別名もあるほどです。
白磁に藍色の染付
「呉須(ごす)」と呼ばれる薄い藍色の顔料で手描きされた模様が特徴です。花や鳥、風景など自然をモチーフにしたものや、唐草文様、十草文、太陽文、なずな文など、シンプルながらも温かみのある絵柄が多く見られます。
手作り・手描き
多くの砥部焼は手作業で成形され、一つ一つ手描きで絵付けが施されるため、大量生産品とは異なる独特の風合いがあります。
実用性とデザイン性
丈夫で機能性に優れているだけでなく、現代のライフスタイルに合うモダンなデザインの器も多く作られています。特に、丸みを帯びた「玉ぶち」の丼は、香川県の讃岐うどん店でもよく使われるほどです。
砥部焼について詳しく説明しているサイト (外部サイトに遷移します)