丹波焼とは、兵兵庫県丹波篠山市今田町の立杭(たちくい)地区を中心に生産される陶器です。 瀬戸、常滑、信楽、越前、備前と並び、日本六古窯の一つに数えられ、800年以上の長い歴史を誇る伝統工芸品です。 現在も約60軒の窯元に […]

産地
兵庫県丹波篠山市今田町
器の種類 
  • 陶器
主な特徴
素朴で自然な風合い
茶褐色の土肌と無骨ながらしっくりと手になじむ温かさが魅力です。
蹴りロクロ
日本では珍しい左回転の蹴りロクロが伝統的に使われています。
登窯による焼成
松の薪をくべて約1300度で約60時間かけて焼成することで、灰と釉薬、土の鉄分が反応し、独特の色合いや模様が生まれます。
自然釉(はいかぶり)
登窯で焼く際に、薪の灰が器に付着して自然に溶け、釉薬のようになる現象です。これによって生み出される「灰被り」は丹波焼の大きな特徴の一つです。
「丹波七化け」
時代や焼成条件によって、器の表情が様々に変化することから、「丹波七化け」とも呼ばれ、丹波焼の多様な表情を表しています。
多様な釉薬
伝統的な自然釉だけでなく、近年では様々な釉薬を用いたカラフルな作品やモダンなデザインの作品も作られています。
丹波焼について詳しく説明しているサイト (外部サイトに遷移します)