有田焼(ありたやき)は、佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器で、日本で初めて作られた磁器として400年以上の歴史を持ちます。
その美しいデザインと高い技術力から、美術品としてはもちろん、日用食器としても世界中で愛されています。

産地
佐賀県有田町
器の種類 
  • 磁器
主な特徴
透明感のある白い磁肌
白磁(はくじ)と呼ばれる真っ白な素地が特徴です。これは、ガラス質の原料を多く含む陶石を使用し、約1300度の高温で焼き上げることで得られる、硬質で耐久性に優れた磁器だからです。
華やかな絵付け
呉須(ごす:藍色の顔料)で描かれる染付(下絵付け)と、赤、緑、黄、紫、青などのガラス質の上絵具を用いた華やかな赤絵(上絵付け)が特徴です。金彩を施した「金襴手(きんらんで)」も豪華絢爛です。
薄く繊細なのに丈夫
薄く繊細な見た目に反して、陶器よりも硬く耐久性に優れています。 独特の音: 爪ではじくと高い音がします。
分業制
伝統的に素地作り、削り、絵付け、焼成など、工程ごとに専門の職人が存在する分業制で作られています。
窯元(主に過去にお取り扱いした作品の窯元を掲載)
有田焼について詳しく説明しているサイト (外部サイトに遷移します)