胡差焼(こざやき)は、沖縄の伝統的な「壺屋焼(つぼややき)」の技法をベースにしながらも、戦後のコザ(現在の沖縄市)という独特なチャンプルー文化の中で育まれた、力強くも温かみのある焼き物です。
胡差焼の最大の魅力は、沖縄の自然や風土をダイレクトに感じさせる力強さと、現代の生活に馴染むモダンな感覚の融合にあります。
現在も沖縄市にある工房では、沖縄の土を使い、伝統的な蹴りろくろを駆使して、一つひとつ丁寧に作品が生み出されています。
- 産地
- 沖縄県沖縄市
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器の種類 器の種類の説明
陶磁器とは、陶器と磁器の総称で、粘土や陶石を成形し焼いた焼き物です。
一般的には、土器、陶器、炻器(せっき)、磁器の4種類に分けられます。- 土器
- 陶磁器の最古の形態で、素焼きの器物です。可塑性に富む粘土を原料とし、縄文式、弥生式、土師器、須恵器などが挙げられます。
- 陶器
- 粘土(陶土)を主原料とし、比較的低い温度(900~1200℃程度)で焼成されます。吸水性があり、ぽってりとした温かみのある風合いが特徴です。
- 磁器
- 陶石(長石や珪石などの石を粉砕したもの)を主原料とし、高温(1300℃以上)で焼成されます。吸水性がなく、硬く、叩くと金属のような澄んだ音がし、透光性があるのが特徴です。
- 炻器(せっき)
- 陶器と磁器の中間的な性質を持ち、陶土より鉄分を多く含む粘土を使用し、比較的高い温度で焼成されます。吸水性が低く硬質ですが、透光性はありません。
- 陶器
- 主な特徴
- 伝統技法「魚文(ぎょもん)」と独自の色彩
- 沖縄の焼き物の代表的なモチーフである「魚(サカナ)」や「エビ」などを大胆に描く技法を得意としています。特に、胡差焼を象徴するのが「コザ・ブルー」とも呼ばれるような、深く鮮やかな青色の発色です。沖縄の海を想起させるこの色彩は、多くのファンを魅了しています。
- 「用の美」を追求した造形
- 創始者の島袋常栄氏は、民藝運動の精神にも通じる「日常で使われてこそ美しい器」を追求しました。そのため、どっしりとした厚みがありながらも手に馴染み、使い込むほどに味わいが増す実用的な作品が多いのが特徴です。
- シーサー作りの名門
- 胡差焼(島袋常栄氏とその一族)は、沖縄の守り神であるシーサーの名手としても知られています。伝統的な形を守りつつも、どこか愛嬌があり、力強い生命力を感じさせる胡差焼のシーサーは、県内外で高く評価されています。
- 胡差焼について詳しく説明しているサイト (外部サイトに遷移します)