雲華焼(うんげやき)は、乳白色や茶褐色などの素地に、雲がかかったような黒色・灰色の斑文を表した陶器です。主に茶の湯で使用する土風炉灰器、火入などに用いられてきました。

一般に釉薬を掛けず、炭化焼成によって器面に黒斑や濃淡を生じさせ、焼成後に磨いて仕上げます。雲のように広がる斑文と、落ち着いた艶、滑らかな手触りが特徴です。

産地
京都府、奈良県など
器の種類 
  • 陶器
主な特徴
雲のような斑文
乳白色、灰色、茶褐色などの素地に、ぼかしたような黒色や灰色の斑文が現れます。この景色が雲を思わせることから、「雲華焼」と呼ばれます。
釉薬を掛けない仕上げ
一般に釉薬を掛けず、炭化焼成によって器面へ黒色や灰色の濃淡を生じさせます。
磨きによる艶
焼成後に器面を磨くことで、釉薬とは異なる落ち着いた艶と、滑らかな手触りが生まれます。
茶の湯との関係
土風炉、灰器、火入など、炭や灰を扱う茶道具を中心に用いられてきました。
窯元(主に過去にお取り扱いした作品の窯元を掲載)